『学びを結果に変えるアウトプット大全』

著者 樺沢紫苑

発行所 サンクチュアリ出版

概要

学ぶことは大事だが、それを活かすことはもっと大事!実生活に学びを落とし込むためには、「アウトプット力」が必要です。誰かに話す前提で学ぶ、SNSで発信する、などの、アウトプット力を鍛えるための方法をじっくり丁寧に記した一冊です。

感想

学んだら表現しよう

有益な情報盛りだくさんの本ですね!知識の情報や吸収に意識がいきがちでしたが、発信や発表することで、より理解が深まるそうです。さらには行動的になることで自己成長にもつながる。良いことづくめですね!

元々本や映画、スポーツは、後で話のネタにできるないかという観点でも見ていました。友達からも、「よくそんな細かい所覚えてるな」と言われます。さらにアウトプットを進めるために、ノートに書き留めてみたり、このブログを書いています。まだ何かできないかな?

ちなみにこの本と対になっている形で『学び効率が最大化するインプット大全』(著者、発行所共には同一)があります。こちらはまだ読んでないので、近々読んでみます。

特に面白かった所

マルチタスクの落とし穴

マルチタスクは実は非効率、という内容が興味深かったです。人間の脳はマルチタスクできない仕組みになっているのだとか。そもそもマルチタスクとは、複数のことを同時にやることです。例えば、勉強しながらテレビを見る、はマルチタスクになります。効率がいいように見えますが、単独でやるよりこなせないし、ミスも増えるそうです。実体験ですが、スマホを見ながらアニメを見ると、どっちの内容もほとんど覚えていないです(笑)。結果見直す事になり、かえって時間がかかりますね。一つ一つ取り組んでいこうと思います。

ちなみに「料理」は切って、炒めて、煮て、盛り付けて、を同時に行うので、マルチタスクじゃないのかという疑問が湧きます。私の見解ですが、同時にやっているように見えて、高速で一つ一つのタスクを処理しているのだと思います。厳密に言うと、シングルタスクの切り替えではないかと。右手でネギを切りながら、左手で肉を炒めていたらマルチタスクと言えそうですが(笑)。

オススメする方は

  • 学習の効果をいまいち実感できていない方

コメント

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