著者 谷本真由美(@May_Roma)
発行所 株式会社ワニブックス
定価 本体850円+税
リンク
概要
シリーズ物の第二弾です。
新型コロナ感染拡大によって明らかになった、国民性の違い。教育先進国とされている欧米の実体。イギリス王室のドタバタ。
日本人が知らない世界のニュースを笑いながら学べます!
感想
新型コロナへの対応
二作目となった今回は、新型コロナ関連での世界の特色を挙げています。国からの外出規制などの要請において、東アジアは粛々と従うが、欧米は聞き入れず自由に振る舞う、というものでした。衛生面においては、欧米ではマスクをしないし手洗いもほとんどしないのだそうです。
そもそもマスク着用について欧米では、「口を隠す」のは気味の悪い習慣だと捉えられます。映画でもギャングは口元を布で隠しています。日本だと逆で、悪い人はサングラス等で目元を隠していますね。
さらに、欧米では医療について実証主義がとられているため、効果を裏付ける正確なデータがなければ、医学的な事柄については、国も指示ができません。
ウイルスという人類全体の危機に対して、世界で一丸となって立ち向かうという構図ができなかったという点が、自分としては興味深かったですね。
特に面白かった所
イギリス王室のイザコザは勉強になりました。ハリーとメーガンの行動にイギリス王室が激怒する理由が分かります。
また、欧米(主にイギリス)の教育及び子供を取り巻く環境、もページを進める手が止まりませんでした。オンラインラーニングが充実しているのは上層だけ、子供が一人で遊びに行ける地域が少ないなど、海外の中央値が分かります。
コメント