『NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草』

著者 安積陽子

出版社 講談社

概要

欧米人と比べ、日本人(主に政治家)が服をうまく着こなせていない事を指摘した本です。スーツスタイルには外してはならないプロトコル(約束事)があり、逸脱すると社会的評価が損なわれる。そのケースが特に多いのが日本である、という内容です。

例に挙げられているのが安倍総理や今村元復興大臣ですね。芸能人だと堀江貴文氏が紹介されています。堀江氏の場合はスーツではないですが。

感想

フォーマルな着こなしを学ぼう!

非常に面白い内容でした!転職活動の参考になりましたね。読む前に一度、必要なスーツを友人に見立ててもらった際に、知らなかった着こなしのマナーやルールが数多くありました。友人のアドバイスは目からウロコが落ちるものでした。スーツなんて黒かったらいい。靴は革靴、あとは適当に揃える、みたいな認識でしたから(笑)。持っているスーツを実際に見せたら、「俺が面接官で、お前がこの格好で来たら不採用だな(笑)」とまで言われました。助言がありがたいと思いつつも、自分の無知さに恥ずかしくなりました。この本を読んで、鵜呑みにしていた友人のアドバイスが理屈で理解できたことが嬉しかったです。

オススメする方は

学生や、服について何となくの知識で過ごしてこられた社会人の方にオススメしたいです。これに加えて、スーツの選び方について書かれた書籍を読めば安心だと思います。ただ女性には参考になる情報があまりなかったように思います。女性のスーツスタイルは男性のそれよりもルールが複雑なのだそうです。なので女性にはもっと専門的な情報が必要でしょう。エンタメとしては、政治家を含め著名人の服装をズバズバ斬っているので、爽快感があり老若男女にオススメです!

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