『墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便』

著者 飯塚訓  

発行所 株式会社講談社

概要

1985年8月20日。日本航空機が群馬県、御巣鷹山の尾根に墜落。520名もの犠牲が出た事件。
この書籍では、事件の内容ではなく、事件後に行われた身元確認作業について述べられています。
ショッキングな記述が多数ありますので、その点はご注意下さい。

感想

想像を絶する47日間

事故現場ももちろんそうでしょうが、身元確認作業が壮絶な状態だったということがわかります。犠牲者が桁違いで、遺体の状態も凄惨であり、従事者は不眠不休の作業となります。季節が真夏ということも加わり、耐え難いほどの臭気が充満します(作業後に飲食店に入った所、まとわりついた匂いに客がざわついたそうです)。
読んでいてキツかったのは、遺体の状態です。詳しくは書きませんが、飛行機事故の衝撃がいかに凄まじいのかを語るものとなっています。

コメント

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