『3秒でバランスシートが読める本』

著者 中村儀一

発行所 株式会社 あさ出版

概要

タイトル通りですね(笑)。
決算書の内の一つ「貸借対照表(バランスシート)」の読み方を分かりやすく解説しています。
もう一つは「損益計算書(P/L)」です。それぞれどのようなものかというと

  • 損益計算書=1年間に稼いだ利益、損失を表す(経営成績)
  • 貸借対照表=資産や負債の状態を表す(財政状態)

貸借対照表を見れるようになると、会社が本当に儲かっているかが分かるというのです。
本書では、企業の貸借対照表を6パターンに分けています。

  1. 債務超過
  2. 自転車操業
  3. 安定経営
  4. 成長経営
  5. お金持経営
  6. 金満経営

自分でチェックして、どのタイプか判断できるようになるでしょう。

感想

人類最高の発明の一つ、複式簿記

めっちゃ分かりやすいです!簿記を少しかじってると、理解が深まりやすいですね。
投資のファンダメンタルズ分析は、こういう見方をしてるんですかね?
隠れた優良企業見つけられたら楽しそうですね!

特に面白かった所

実際の企業の貸借対照表を使ってチェックする箇所です。
トヨタの結果が意外でしたね(ちなみに発行年度が2016年度です)。
あとKKD(勘・経験・度胸)やGNN(義理・人情・浪花節)、DBK(どんぶり勘定)の略し方ですね。
忘れて何回か見返しましたからね(笑)。

オススメする方は

  • 貸借対照表の読み方がわからない方
  • 簿記や事業に興味がある方

コメント

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