著者 橘玲
出版社 文藝春秋
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概要
男のプライドに女心・・・男女間では分かり合えないことが多すぎる。「何で男ってあんなに若い女が好きなの?」「何で女ってBLが好きなんだ?」。そういった嗜好や感染の違いを、主にセクシャルな面から論じています。加えて橘玲さんの著作は、内容が深くて濃いです!
感想
理解できない、わかり会えない理由を突き詰める
本だけではなく、テレビのバラエティでもこの議題はよく挙がります。盛り上がりますからね。今回の一冊は、生々しい内容が多いです。例えば
- 男女間の「セックスのコスト」の違い
- 婚活で壮年層がマッチングしないわけ
- 男にとってのAV、女にとってのBL
言われないと分からない事だらけですね。ちなみに、リスクの取り方の違いといった、一般的な事項も論じていますのご安心を(笑)。
実生活に活かすというよりは、知的好奇心を満たすための性別論、といった一冊ですね、
特に面白かった所
セクシー女優や風俗嬢を肯定している点です。しかも男のために必要、ということではありません。これらを否定、禁止するということは、エロス資本しか持っていない女性のマネタイズを禁止する「搾取」だという理論です。これは唸りました。職業選択の自由という点から論じたのが面白い。
オススメする方は
- 話の種として性別論を読みたい方
- 『言ってはいけない』シリーズが好きな方(論調はこれに近いです}
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