著者 滝沢秀一
出版社 白夜書房
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概要
雨の日も風の日も雪の日も、ゴミを集め続ける、「ゴミ収集作業員」。その実態をお笑いコンビ『マシンガンズ』の滝沢氏が体験記として面白おかしく書いています。
感想
俗に言う、「エッセンシャルワーカー」です
職業体験記は読んでいて面白いですね!妻子持ちの滝沢氏が、誰でもできる仕事して始めたごみ作業員ですが、思っている以上に大変みたいです。
雪がごみ袋と同化して見落としたり(その場合は引き返して取りに行かないといけない)、毛虫の毛に気づかず肌が荒れたり。理不尽な住民からクレームを受けたり・・・。聞いているだけでキツイ仕事ですね。また、これらの経験から、ゴミの分別や捨て方についてのアドバイス(お願いとも言えます)も載っています。
こういう体験記などから、利用者として何ができるのかを考える癖がつきました。
特に面白かった所
お金持ちとそうでない家庭のゴミの違いですね。お金持ち家庭は自己投資系のものが多いらしいです。ダイエットマシンなどですね。対して、そうでない家庭では酒とタバコが多いのだとか。
あと、著者は「塩」を常に持っているようです。塩飴じゃないですよ、「塩」そのもの。塩飴だと砂糖などがベタつくみたいです。仕事の合間合間にペロッと舐めて頑張っているそうです。絵面がちょっとやばい(笑)。
オススメする方
- 職業体験記が好きな方
- 笑いたい方
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